信長にはお市という妹がいます。この妹と結婚したのが北近江の戦国大名・浅井長政です。この結婚により織田家と浅井家は同盟を結ぶことになりました。
しかしある時、信長は浅井家が同盟を結ぶ時に出した「朝倉家と戦わない」という条件を無視し、朝倉家へ攻撃を始めてしまったのです。浅井家と朝倉家は親交がありました。しかし今は織田家と同盟で結ばれています。長政は悩みました。結果、長政は自分の妻の家の織田家より、長年親交のある朝倉家に味方したのです。結果、長政が信長を裏切るという形になりました。
1573年、一乗谷城の戦いで負けた朝倉軍は、一時的に疋壇城に籠り織田軍からの攻撃を防いでいました。しかし、ついに織田軍からの攻撃を防げなくなり、一乗谷へと敗走していくのです。