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義弟・浅井長政

織田信長の妹であるお市は、近江の戦国大名・浅井長政と結婚しました。信長の義理の弟になったのです。このことにより織田家と浅井家は同盟関係にありました。

しかし、信長が越前の戦国大名・朝倉家を攻撃したことにより長政は織田家を裏切り朝倉家の味方をしてしまいます。これに怒った信長は1570年、姉川の戦いで長政に勝ちます。

その後、長政は小谷城に籠りますが、1573年の小谷城の戦いでまた信長に負けてしまい、お市は信長側の部下に娘と一緒に連れ出されましたが、長政は自害し、長政とお市の間に生まれた跡取り息子も信長の命により殺されてしまいました。これにより、浅井家は滅亡してしまいました。

浅井三代の墓

小谷城の戦いに敗れた浅井長政とその父・久政は、小谷城内で自害して果てます。これにより近江の戦国大名・浅井氏はわずか三代で滅亡してしまったのです。

そんな浅井氏三代の墓が滋賀県長浜市の徳勝寺にあります。横に三つ並んでいて、左から長政・亮政・久政の順番です。