天下統一に一番近かった武将・織田信長。信長は天分3年(1534年)5月12日に尾張(現在の愛知県西部)で生まれました。父は織田信秀、母は土田御前。土田御前は信秀の正室だったということで信長は嫡男となり、わずか2歳という幼い年齢で那古野城の城主になりました。
実は三男の信長がなぜ兄2人をさしおいてこのような特別な扱いを受けていたのかというと、信長は正室の子ですが、兄2人は側室の子というのが決め手のようです。
織田信長が生まれたとされる城です。今川義元の父である今川氏親が築城しました。信長の父・信秀が、今川氏豊がこの城の城主だった時に奪い、その後古渡に城を築き移った信秀は、まだ幼かった信長を那古野城の城主にさせました。